東京子ども図書館見学会感想(2026年4月11日実施)
東京子ども図書館見学会感想(2026年4月11日実施)
Post date: 2026/5/22
2026年春のイベント「東京子ども図書館見学会」の感想をお寄せいただきました
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公益財団法人東京子ども図書館は、季節の花と木に迎えられ、大人も心躍り癒される素敵な空間でした。おはなしの部屋では、ローソクが灯され、語りが始まると目の前にイメージが浮かび上がり、別世界に誘われました。主宰者の一人であった翻訳、執筆と児童文学に貢献されてきた松岡享子さんは、米国大学院で児童図書館学を学ばれ、そのスキルの一つに語り(ストーリーテーリング)があったそうです。その思いが受け継がれ、耳から聞く読書「おはなし」が力を入れていることの一つだと職員の方から伺いました。
また、「本を読んでもらう」「本を借りられる」体験を通して、子どもに良い本に出会ってもらいたいという愛情が館内全体に感じられました。おはなしを聞いたり、子どもたちが小さい時に出会った本を眺めたり、本の匂いがする資料室で自分の興味ある本を手に取ったり、やってくる親子の姿にほっこりしたりとあっという間に時間が過ぎた見学会でした。今回ご都合がつかなかった絵本、児童文学好きのジネットの皆さまにおはなしの会の体験や本に触れられるお勧めしたい場所となりました。
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子どもを思う多くの人の愛情とご尽力がつまった図書館でした!
専門の先生のおはなしを3つも聞けて、とても勉強になりました。
館内のあちこちで聞かれる読み聞かせの声にも私立ならではのぬくもりを感じました。
お忙しい中、大変貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
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この度はステキな企画をありがとうございました。
ずっと訪問したいと思っていた「東京子ども図書館」に、ジネットのみなさんといっしょにお訪ねすることができましたこと、ジネット常任委員のみなさまのご尽力のおかげと、感謝いたします。
現職時代はこどもたちに語りを、と、「おはなしのろうそく」を持ち歩いていましたが、結局、自信を持って語ることができたのは「エパミナンダス」「スヌークスさん一家」「世界一やかましい音」ぐらいでした。本日はスタッフの方々の「おはなし」にすっかり引き込まれてしまいました。
子どもが図書館の約束を守ることを納得して「サイン」し、自分で選んだ本を借りていくことは、一人前の人として信頼されているということを実感できることでしょう。
ここに来れば読んで欲しい本を読んでもらえるという楽しみも、おとなへの信頼と安心を育むことにつながるのだと感じます。
「東京子ども図書館」がこれからも多くのこどもたちの心のよりどころであり続けることを願っています。
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私は、東京子ども図書館の存在は知りながらも、訪問するのは初めてで、感動することがたくさんありました。
まずは、スタッフのみなさんの子どもたちに向かう姿勢がとても誠実で、子どもたち1人ひとりを大事にするってこういうことだな~と教えていただきました。
子どもたちは3歳になると、自分の意志で本を借りられるようになるそうです。その時に、きちんといくつかの「お約束」を交わすといいます。そして、納得できたら、自分のサインをして借りていくのだそうです。サインは、字が書けなかったら名前でなくても、自分のしるしでもいいのだそうです。実際ノートを見せていただくと、いくつもの可愛い「しるし」が並んでいて、ほっこり温かな気持ちになりました。
そして、もう1つ、子どもたちは、いつでも周りのスタッフに「読んで」と言えること、スタッフは「読んで」と言われたら必ず、その子が「もういい」と言うまで読んであげること。だから、何を持って来られても気持ちよく読んであげられるように、じっくり選書をした本ばかりが置いてあるのだそうです。
最初に見せていただいた、活動の紹介動画でも、子どもたちの本の楽しみ方がとても生き生きしていて、ここは本当に子どものための図書館だなぁと感じました。資料も充実していて、大人の私も近かったら入り浸ってしまいそうな、実に豊かな空間でした。
おはなしのお部屋での、ろうそくを灯してのおはなし会は、大人でもおはなしの世界にすっぽり入り込める素敵な時間で、とても幸せでした。
図書館にいる間に、何だか、これまで私と本の間で橋渡しをして下さった方々が次々と思い出されてきました。
小さい頃メッセージ入りの絵本をプレゼントして下さったお友だちのお母さん(何と、実は児童学科の大先輩!)。小学校高学年の私たちに本の読み聞かせをして下さった担任の先生。その先生の本棚からおススメ本を借りて夢中になって読んだこと。長く文庫活動をしていた義理の母と、学生時代に一緒に山に登ったりキャンプに行ったりしていた子どもたちのお母さん。その2人からは、子育て中に素敵な本とたくさん出会わせていただきました。子どもたちと楽しんだ絵本やお話は、ずっとずっと親子関係を支えてきてくれたな、と感じています。
温かな感謝の気持ちと共に図書館を後にし、同窓のみなさんとランチしながらのおしゃべりタイムも話が尽きず、とても充実した時間を過ごさせていただきました。
以上